『米』と『麦』の二大原料を使用すると云うことが壱岐焼酎の黄金律です。 『米』に焼酎麹菌を植えつけ『米麹』をつくり、それにより主原料の『大麦』を醸します。 そのため『米』の甘味がそのまま製品にのり、原料本来の自然の甘味のみで仕上げた本格焼酎であります。 弊社の蒸溜システムは通常の蒸溜装置に巨費を投じ改良を加え、『猿川』独自の蒸溜ノウハウを駆使した無二なるもので、業界では『猿川式蒸溜機』(サルコー式蒸溜機)と呼ばれるに至っております。 それは製品により優雅な原料『米麦』の香味を導き出し風格をつけるという製成行程の最終仕上げを司る重要なパートを担っています。 |
九州はその西方に位置する壱岐は元寇の島として知られ、豊かな耕地で育った丸麦を原料として醸造される麦焼酎は、最も古い歴史を有する焼酎です。
超音波熟成焼酎とは、アルコール分子を超音波(高周波の振動)で均一に分散させ、周りの水分子で 包み込んだものです。
従来の焼酎の場合、血中濃度がかなり高く中枢神経を強く抑制してしまいます。しかし、3週間超音波熟成させた焼酎では、アルコールの血中濃度がピーク面積比で30%ほど軽減し、アルコールを分解する疲労から生じると思われる乳酸値は、ほぼ半減するという劇的なデータとなりました。
その結果、消化吸収と分解の効率が高まり肝臓に与える負担も 一層軽くなり、悪酔いや二日酔いを軽減させることができるのです。
場 内(昭和59年当時) |